集客数を底上げ!最も効果的なホームページ改善方法

2025.04.30 | ナレッジ

「ホームページをリニューアルしたのに、なかなか集客につながらない…」
「アクセス数は多いのに、コンバージョンが少ない」

そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、住宅会社のホームページ改善における最重要ポイントを解説します。すべてを大きく作り替えるのではなく、反響に直結する箇所に的を絞り、小さな改善から始めることで、最大の成果を引き出す具体策をお伝えします。

読み終えたときには、「最初にどこを改善すべきか」が明確になり、すぐに行動に移せるようになります。

ホームページ全体のリニューアルより、反響ポイントの強化を

住宅会社のホームページでは、「集客=全面リニューアル」という発想が根強くありますが、これは大きな誤解です。実際は、アクセスの多いにも関わらず“予約につながらないページ”にこそ、本当の改善余地が潜んでいます。

なかでも優先すべきは、イベントページや資料請求ページなど、成果に直結するページ。全体ではなく“ゴールに近い部分”から改善していくことで、反響の底上げが最短で実現できます。

最初に見直すべきは「イベントページ」

反響が生まれる導線は、以下の4つに集約されます。

1.ファーストビュー(ページを開いた瞬間に目に入る画面)
2.フォーム(問い合わせや予約の入力欄)
3.ボディーコンテンツ(イベントの詳細情報)
4.CTA(行動喚起ボタン)

この4点を徹底的に整えるだけで、予約率は2倍、3倍と変わる可能性があります。順を追って見ていきましょう。

ファーストビュー:3秒で「見たい」を引き出す

ユーザーはページを開いてから3秒以内に、読むか離脱するかを判断します。その判断を左右するのが、ファーストビューの画像、コピー、ボタン配置です。

・暮らしの雰囲気が伝わる高品質な写真
・ユーザー目線の分かりやすいキャッチコピー
・スマホで押しやすく目立つCTAボタン

この3点が揃うことで、「もっと見たい」と感じてもらえるファーストビューが完成します。

ボディーコンテンツ:流し読みでも魅力が伝わる構成に

文章をすべて読む人は少数派です。だからこそ、見出し・画像・要点を組み合わせた構成にすることで、視覚的に伝わるページが必要です。

また、「参加メリット」、「お客様の声」、「よくある質問」など、ユーザーが安心して予約できる情報も適切に配置することが鍵となります。

フォーム:離脱を防ぐ“ストレスのない設計”へ

反響の機会を逃してしまう最大の落とし穴が、入力フォームです。項目が多すぎたり、エラーで最初から入力し直しになったりすると、それだけでユーザーは離脱してしまいます。

フォームの理想は「シンプル・分かりやすい・スマホ最適」
入力項目は最小限に絞り、エラーメッセージをすぐに表示。スマホでも操作しやすい設計にすることがEFO(Entry Form Optimization)の基本です。

CTA(予約ボタン):クリック率は“設計”できる

ボタンはただ目立てば良いわけではありません。「今すぐ予約」や「60秒で完了」など、行動のしやすさやメリットを具体的に伝える文言が重要です。

また、スマホでは親指でタップしやすい位置とサイズに調整しましょう。クリックされるかどうかは、“見え方”ではなく“押したくなる理由”にかかっています。

データ活用:ヒートマップでユーザーの動きを見抜く

ページ改善の基本は“仮説ではなく観察”です。 ヒートマップを活用すれば、どこが読まれ、どこで離脱され、どこがクリックされているかが明確になります。

熟読エリアの下にCTAを配置する、意味のないクリック要素を排除するなど、データに基づく改善で成果は格段に上がります。

小さな改善を、確実に積み重ねる

ホームページ改善は、すべてを一気に変える必要はありません。むしろ、一つずつ確実に改善し、成果を確認することが再現性のある成長につながります。

画像1枚、文言1行の変更でも、成果は変わります。 この「仮説 → 検証 → 改善」のサイクルを継続することが、長期的な集客力強化の最短ルートです。

まとめ

ホームページの集客を強化するには、「ゴールに近い場所に集中する」ことが何より重要です。

特にイベントページのファーストビュー、フォーム、ボディーコンテンツ、CTAの4点は、予約数を左右する重要な接点です。ここを少しずつ改善していくだけでも、反響数は大きく変わっていきます。

すべてを完璧にしようとするのではなく、「できることから始める」姿勢が、改善を続ける最大のコツです。

まずは、ファーストビューの画像1枚を変えるところから。 そこから確かな一歩が始まります。

AUTHOR- この記事の執筆者 -

代表取締役社長
手塚 恭庸
代表取締役社長
手塚 恭庸

住宅業界向けSaaSの立ち上げからIPOまでをCMOとして牽引。
営業・プロダクト・組織設計まで一貫して手がけ、1,000社超の住宅会社のDXと業績改善に貢献。
コロナ禍ではオンライン販売モデルの構築を支援し、デジタル集客・来場・成約までを仕組み化。
「考える力」だけでなく「やり抜く力」を強みに、机上の空論で終わらせない支援を信条とする。
現在はG-Forceの代表取締役社長として、クライアントにとって外部パートナーではなく、“事業の一員”として本気で成果にコミットするサービスを展開。

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