そう感じて立ち止まってしまったことはありませんか?
今回は、有限会社佐野工務所 代表取締役の佐野さんに、実践型コミュニティ「G-Boost」での変化を伺いました。
ライフスタイル提案住宅「BinO」を手掛け、確固たる世界観を持つ佐野工務所様。しかし、そのクオリティを守ろうとするあまり、佐野社長自身がSNSや動画編集などの「作業」に忙殺され、経営者としての時間が奪われていました。
「こだわり」と「効率」は両立できるのか。
AIを活用し、自社らしさを守りながらスピードを劇的に上げた、その解決策に迫ります。
高橋: G-Boostに参加される前は、どのような課題を感じていましたか?
佐野さん: 私たちはライフスタイル提案型の住宅を扱っているので、とにかく「世界観」を大事にしているんです。そのニュアンスを外注で伝えるのは難しくて、SNSもYouTubeも、ホームページの更新も全部自社で、ほぼ私がやっていました。
高橋: 社長自ら撮影や編集までされていたんですね。
佐野さん: そうなんです。でも、こだわりだすとキリがなくて(笑)。撮影して、テロップ入れて、調整して…とやっていると、膨大な時間が取られる。「ブランドを守るため」にやっていたはずが、経営者として本来やるべき仕事に時間が割けなくなってしまったんです。
高橋: クオリティは守れても、経営のスピードが落ちてしまうと。
佐野さん: まさにそのジレンマでした。「効率的に任せる仕組み」や「AIでの時短」を取り入れないと、会社として次のステージに行けないな、と感じていました。
高橋: 実際に参加されて、その時間の使い方は変わりましたか?
佐野さん: 劇的に変わりましたね。一番大きいのはChatGPTなどのAI活用です。これまではゼロから自分で文章を考えていましたが、今はAIにたたき台を作らせたり、アイデア出しをさせたりしています。
高橋: AIが入ると、クオリティが下がる心配はありませんでしたか?
佐野さん: 逆でした。AIが出してきたものに対して、私たちが「判断」を下す。つまり「作業はAI、判断は人」という役割分担ができたことで、作業時間は短縮されつつ、成果物のクオリティはむしろ上がっています。
高橋: 素晴らしいですね。見学会ページの作成なども早くなりましたか?
佐野さん: めちゃくちゃ早くなりました。何より、「誰に・何を・何のために」という軸がブレなくなったので、スタッフへの指示も明確になりました。「なんとなく」で作る時間が消えましたね。
高橋: 経営判断の面ではいかがでしょうか?
佐野さん: これまでは、クリエイティブを「センス」や「感覚」で判断していた部分があったんです。でもG-Boostで、数値の見方やロジックという「共通の物差し」を手に入れました。
高橋: 判断基準が明確になったんですね。
佐野さん: はい。「なぜこの広告がダメだったのか」「次はどうすべきか」が、感覚ではなく論理的に判断できる。だから迷う時間が減るし、スピード感が全然違います。頭の中のモヤモヤが整理されて、ストレスがなくなりました。
高橋: G-Boostのコンテンツで印象に残っているものはありますか?
佐野さん: 「成功事例」だけでなく「失敗事例」も共有されるところですね。マーケティングって机上の空論になりがちですけど、ここは「こうやって失敗した」「だから次はこうした」という現場目線の話が多いので、すごく腑に落ちます。
高橋: きれいごとだけじゃないのがリアルですよね(笑)。
佐野さん: そうですね(笑)。他の工務店さんのリアルな悩みを聞くことで、「うちだけじゃないんだ」と孤独感も薄れましたし、良い刺激を受けています。
高橋: 最後に、どんな会社にG-Boostをおすすめしたいですか?
佐野さん: 「今の状況を本気で良くしたい」と思っている工務店さん、特に代表者の方に参加してほしいですね。
逆に、「お金を払うから全部やってよ」という丸投げスタンスの人には合わないと思います。自社の魅力を自分たちで伝えたい、でもやり方が分からない。そんな熱意のある会社なら、知識よりも「実践」で何かが必ず動き出すはずです。